こんにちはゴンザレスです。
今回紹介するのは20代をこれから迎えるあなた、もしくは20代真っ盛りのあなたに是非読んで頂きたい一冊『20代にしておきたい17のこと(本田 健 著)』。
人生の中でも最も重要と呼ばれる20代をより良いものにするにはどうしていくべきなのか。これがこの一冊にぎゅぎゅっと詰まっているなと私は感じました。
今回はそんな一冊を何度も読み返し、咀嚼に咀嚼を重ねた私ゴンザレスが時間がない現代人のためにできる限り濃縮して要点、重要だなというポイントをピックアップしてお伝えいたします。
もちろん読む時間が確保できる方はこのブログを読んでから是非読んでみてください!
本田健さんのプロフィール
本田 健(ほんだ けん、1967年8月23日- )は、日本の著作家である。
お金、幸せ、ライフワーク等をテーマとする。代表作は『ユダヤ人大富豪の教え』。(wikipediaより引用)
神戸で生まれ、元々は経営コンサルティング会社やベンチャーキャピタル会社など複数の会社を経営する「お金の専門家」。独自の経営アドバイスで、いままでに多く のベンチャービジネスの成功者を育成してきたようです。
20代ですべきこと3選
タイトルにあるようにこの本では17個の20代でやるべきことが書かれています。
そんな中から私ゴンザレスが今すぐあなたに伝えたいことを3つに厳選いたしました。
本書全てに重要なことが書かれているのですがその中でも私ゴンザレスが強く共感したポイントを三点ご紹介させていただきます。
人生最大の失敗をする
まず最初に『人生最大の失敗をする』これが一番読んでいて共感できたポイントでした。
特に20代において最大の失敗をすべき理由は”何度でも挽回ができること”これに尽きるでしょう。
20代はまだ体力も気力も時間も多いに残されています。
若いうちに大きな失敗をすることで、その後の長い人生の糧になることは間違い無いですし、時間が経てば笑い話にもできるでしょう。
例えば起業してみたり、海外に住居や活動拠点を移してみたり、未経験転職やリカレント教育などでしょう。
もちろんそういった経験や失敗にはお金がかかったり、時間がかかったりすることでしょう。
しかし20代のうちならまだ取り返しが効くのです。正直な話、人間は歳を重ねるごとにチャレンジする時間も気力もチャンスも無くなっていきます。
新たなことを始めようとしても、周囲の反応だったり立場、地位や守るべきもの、それに体力面でも不安が出てくるでしょう。
それにそこから得た学びや教訓を次に活かすこともできるのです。
また20代のうちの失敗は大目に見てもらえるという点もおおきな理由の一つです。
よく”若いうちの苦労は買ってでもしろ”なんて言いますが、この章に通ずるものがあると感じます。
残りの人生において今日のあなたは一番若いのです。
ぜひ今日からたくさんの失敗を経験し、そこから学び活かし、成長していきましょう。
一生つき合える親友を見つける
次に、『一生つき合える親友を見つける』です。
まず前提としてこの本の中には”恋をしろ”や”メンターを見つけよ”などという章もあります。
その中でも圧倒的に『一生つき合える親友を見つける』に共感し、この記事内でもピックアップしたかというとこれが一番難しく時、そして豊かな人生には欠かせないものだと考えたからです。
例えば恋人は今マッチングアプリや街コン、婚活パーティーなど多種多様な出会いの場が設けられています。そして、回数や経験を重ねて試行錯誤すれば大抵うまくいくものです。
しかし親友を作るというのはそうはいきません。
親友の定義にもよりますが、お互いを信頼し、心を許し合い、特別に親しい友人、関係というのは長い年月をかけて形成する物でしょう。
人間というのは歳を重ねると大きな変化や挑戦に億劫になってしまいがちです。
また30代、40代になるにつれて周りや自分自身も結婚したり仕事に奔走したりと忙しくなり自由な時間というのは減っていきます。
そうなってくると新たな友人を作ったり、その友人と長い時間をかけて友情を形成することは非常に難しくなってしまうのです。
また久々に会っても会っていなかった時間を感じさせないような親友を作ったり趣味などを共有したりお互いに成長し高め合える親友を持つことは人生を間違いなく豊かにしてくれることでしょう。
恋人や家族にはない特別な信頼関係がそこにはあります。ぜひ20代にそんな関係を構築していきましょう。
才能のかたちを知る
最後に挙げるのは”才能のかたちを知る”ということです。
これはわかりやすい言い方をすれば”向き、不向きを知る”ということです。
自分に営業のような人と接することが得意なのか、それとも文章を書いたりまとめたりすることが得意なのか。研究することや新商品の開発が向いているのか、データを取って分析したりそれを元に戦略を立てることに向いているのか。
人間として生きていく上で多くの人がどんな職に就き生きていくのかという問題にたどり着きます。
また働くということは多くの人にとって人生の中でかなり大きな時間を割く行為になるでしょう。
この本の著者は自分の向き不向きを見極めるために色々な経験をした方がいいと考えています。
またこれは好き、嫌いということや自分がどんなタイプの人間かということも計算しなくてはいけません。
いくらラーメンが好きであっても、料理が嫌いであればラーメン屋を営むことは向いてないですし
いくら得意なことがあったとしても、その得意なことが心底嫌いであれば長くは続かないでしょう。
そういった”向き、不向きを知る”ということに20代は向き合うべきでしょう。
また社会はそんな新たな経験や転職、挑戦をするにも若ければ若いほど受け入れてくれるという傾向にありがちです。
もちろん新たな挑戦に年齢など関係ないですし、何歳になっても挑戦していくべきでしょう。しかし歳を重ねれば重ねるほどそこに体力や気力が追いつかなくなるのもまた現実なのです。
バイトでもインターンでも、部活や趣味、サークルを通してでも新たなチャレンジを恐れない精神でさまざまなことにチャレンジしていきましょう。
その経験があなたを大きく成長させてくれたり、新たな”才能のかたち”に出会わせてくれるかもしれません。
20でやらない方がいいこと
ここまでは本の著者である本田健さんが考えるやるべきことについて要約、解説してきました。
それではここからは私ゴンザレス自身が独断で考える”やらない方がいいこと”について解説していきます。
挑戦しないこと
まず一つ目に”挑戦しないこと”です。
私自身、子供の頃から失敗に敏感でした。親からの叱責や友人からの嘲笑に怯えて挑戦すること自体が億劫になっていったのです。
この癖はなかなか治りませんでした。この挑戦を避ける癖は大きな機会損失です。
新たに向いていることに気づくチャンスを失ったり、失敗を恐れて挑戦すること自体に怯えている自分に幻滅して自己嫌悪に陥ったりもします。
人生は長く、そして自分の知らない世界の方が多いのです。
人間初めて行うことなんて失敗して当然で、むしろ最初からうまくいくことの方が珍しいのです。
自分は挑戦する過程で失敗することを叱責してくるような人間から距離を置いたり、嘲笑してくるような人間には新たな挑戦をしていることすらも言わないようにしました。
弱気なように思えますがそれで新たに挑戦したことがうまくいけば人生において大きな利益をもたらしてくれますし、失敗したら何故失敗したのか自分と向き合ってトコトン解決策を考えます。
自分は現在何度か転職をして、副業もいくつかあり、子供の頃は想像もしてこなかった業種や趣味を楽しんでいます。
もちろんいつかまた飽きがきたり、新たなことに挑戦したくなればドンドン追求していくつもりです。
挑戦すればするだけ、新たな発見や新たな出会いを見つけられることでしょう。
「なんとなくこのままでいいや」をやめて、興味があることにアンテナを張りドンドンと進んでいく。
是非そんな20代を過ごしてみてください。
変化しないこと
”変化しないこと”これも新たな発見を阻害することだと思います。
ここでいう変化とは、住む場所や交友関係、恋愛関係のことを指します。
当然住みなれた街や親元は心地が良く、離れられないものです。
しかし私ゴンザレスはぜひそんな慣れ親しんだ街を離れて新たな街に引っ越してみることをお勧めします。
見たこともない街に住んでみれば人生で出会うはずのなかった人や、聞いたこともないようなお店、そこで生きる様々なスタイルに出会うことができます。
そうやって新たな世界に身を投じれば新たなビジネスチャンスを見つけることができるかもしれませんし、新たな交友関係が構築されたりするかもしれません。
もちろん辛いことや嫌な人に出会う可能性もありますがそれもまた発見なのです。
今回は住む場所について述べましたが、交友関係や恋愛関係も同じです。
慣れ親しんだ友人や恋人は居心地がいいですが、新たな人間関係を広げることで自分に今までなかった価値観に出会えるかもしれません。
その経験こそに価値があると思っています。
わざわざ現在の人間関係を断ち切れとまでは言いませんが、長い人生において凝り固まった考えにならないためにもぜひ変化してみてください。
その変化する経験こそが人生において大きな財産になるのです。
先延ばし癖
最後にやめるべきことは”先延ばし癖”です。
これは仕事面で私ゴンザレスをかなり悩ませてきました。
現代社会はとてつもなく刺激が多く、そしてやるべきことも多いのです。
ついダラダラとYouTubeやTiktokなどに時間を奪われ、やるべきことを先延ばしにしていませんか?
20代の貴重な時間をそうやって無駄に過ごしてしまうこと。それは大きな機会損失なのです。
仕事面で言えば20代はまだまだ世間では若手という立場で、様々な分野に先輩や先人、上司がいるはずです。
先延ばし癖をキッパリとやめ即行動し、それに対してたくさんのフィードバックをもらいましょう。
最初から完璧な人なんて存在しませんし、それを先輩や先人、上司の方々も理解しているはずです。
ドンドンと行動し失敗を重ねて、その失敗から学び成長していくのです。
また先延ばし癖の根本的な解決としてオンオフを切り替えることを徹底しましょう。
ゴンザレス自身はタイマーなどをうまく活用するようにしています。
15分タイマーを設定しダラダラとする。そしてそのタイマーが鳴った瞬間に一気に作業モードに入るみたいな感じですね。
たったそれだけ?と思うかもしれませんがタイマーは大きな音で知らせてくれるので気分的なスイッチが切り替わりやすいのです。
また分刻みなスケジューリングをして自己管理をしたり、そもそもやるべきことを遠ざけるアプリやゲーム、スマホ自体を使えないようにして管理することも良いでしょう。
とにかくやるべきことをやり、オンとオフを切り替えて、先延ばし癖を止める。それを20代のうちから習慣化し続けることであなたの人生はより豊かになっていくでしょう。
おわりに
今回は本田健さんの著作『20代にしておきたい17のこと』を題材に要約、解説しさらに私ゴンザレスの考える20代の過ごし方について書かせていただきました。
最初に書いた通り、この本はここでは紹介しきれないほどたくさんの発見や新たな視点が書かれています。
もし時間が許すようであれば是非一読してみてください!この一冊にはその価値があります!
人生で一番重要といわれている20代みなさんもそんな大切な時間を無駄にしないよう生きていきましょう!
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